11月18日(木) マティス展

遂にきた!工事作業中トイレ使用完全不可の日。
ま、ここ1週間、昼休み以外は、工事中トイレ使えないも同然で、前にも書いたように、在宅のときはカフェや隣駅のスーパーのお世話になっていたわけですが…。
今日は水道まで止めるというので、朝から母と外出しました。なにしろ年寄りを連れて歩くのは大変で…←と、親孝行のふりをして、その実、母と一緒に食べて昼食代を浮かせようという悪魔のような私 ψ(`∇´)ψ

というわけで、やっと本題です。上野の西洋美術館の「マティス展」に行ってきました。前回の日本でのマティス展は'81でしたか。うん。その時は、近代美術館の方で…ほほほほほ。これ以上書くと、年がバレる~
これだけは、記しておきます。前回も今回も、図録を敢えて買いませんでした。だって、目に焼きついた鮮やかな色と、印刷の色合いにあまりにギャップがあって、もし図録を買ってしまったら、そちらの「色」が刷り込まれてしまうと思ったのです。現在は、印刷技術も随分進歩したろうから、と期待してみたのですが、やはり完全再現は無理なんですね。
特にです。「ルーマニアのブラウス」「大きな赤い室内」の鮮烈な
赤だけでなく、青、黄、緑…色というものが光そのものなのだったら、マティスの絵は、光りを手ですくって、そのまま絵の具に写し替えたものなのでしょう。
「夢」「白い服を着た若い女」「エトルリアの壺のある風景」…やはり生まれつきの天才でないと、このような単純明快なフォルムに、絶妙な配色を成すことは出来ないのではないかと思わされました。
とにかく目に快い。理屈抜きに視覚の歓びを与えてくれる。
美しいものは、それ自体が「真・善・美」なのだとあらためて納得した次第です。
忘れてならないのは、今回の展示に切り絵も多くあったこと。躍動する「ジャズ」シリーズ、そして「ポリネシア・空」。後者の製作年は、直感どおり1946年。平和賛歌そのものの作品です。

見終わってからは、我が家のワンパターンだけど、根岸の「笹の雪」でお昼を頂きました。やっぱり私はここの豆腐が一番好き。
じ~っくり時間をかけてお昼して、それから細々と用を片付けて、帰宅したら、おおっ。未完とはいえ、洋式になっていた!
…お題は「マティス展」でしたが、結局、最初の話題に戻ってしまった (*_*)

この記事へのコメント

ちょき
2004年11月20日 14:58
うんうん。図録はあくまで記録ですよね~。
小さな美術品にはなり得ない。(画風や種類によるかもしれませんけど…)
わたくしは節約の為に買いません。あと、家にためても管理が出来ない。(笑)
美術の知識は無いのですが、絵画を鑑賞するのは好きです。
最近、美術館で思うことがあります。
額の無い状態で鑑賞できないものか?と。
額装のガラスに館内の照明が映りこんだり、自分が映り込んだりして、気になることがあるのです…
わたくしの好きな日本画は、ガラス入りで額装してあったり、掛け軸・屏風はガラス張りの展示ケースに入ってる場合が多いです。
窓の大きな部屋に展示してるとそうでもないのですが、薄暗い部屋では必ずと言っていいほど、天井の照明器具が映りこみます。鑑賞している客も映っていて、気になりだしたら止まりません。(笑)
なつ
2004年11月20日 23:20
>図録はあくまで記録ですよね~。
まったく同感。旅先での写真と同じだと思います。
同じく図録をあまり買わないのも、値段が高いのと、場所を取るから (;^^Δ

学生時代に博物館でちょこっとバイトしたことあるのですが、学芸員の先生が「いかに読ませ過ぎないように(展示用の)解説を書くか」という意味のことを仰っていました。
鑑賞者にとって、文字による情報・知識が先立って、自分の目で見ることがおろそかにならないように配慮する、ということだと思います。

>ガラス張りの展示ケース
これは日本の博物館・美術館の用心深さゆえなんでしょうかね~
理想を言うと、掛け軸・屏風は日本家屋で、仏像はお寺さんで見るのが、一番なんですよねー。

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    Excerpt: マティス展に行ってきました。おばさまで混雑。 Weblog: 単身赴任 杜の都STYLE racked: 2004-11-21 08:46