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zoom RSS 寿司とシャーベット 氷艶2017 破沙羅

<<   作成日時 : 2017/06/04 03:19   >>

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氷艶2017 破沙羅

そもそも歌舞伎とオペラのコラボという寿司とシャーベットのような取り合わせを思いついたのは誰なのか?インタビューをつなぎ合わせると、歌舞伎サイドにスケート側から打診があり、染五郎さんから快諾頂いたものの、大ちゃんがNYに滞在していて一時保留になっていたのが大ちゃん帰国、スケート復帰で具体的に動き出した…ということでよいのでしょうか。染五郎さんがXOIの会場で目撃された話も耳にしていましたし、もっと何年も前からブログで「歌舞伎オンアイス」の話を書いていたそうなので、失礼な言い方かもしれませんが、染五郎さんにとっては「渡りに舟」だったのかも。

私もかつては年1,2回でしたが、歌舞伎座の安い席にふらっと出かけていました。当ブログ遡ると、2007年を最後に歌舞伎観劇の記事が途絶えています…大ちゃんの所為にするのはアレですが、2006年12月に大ちゃんの応援始めてから、ぶっちゃけるとお金節約もあったのですが、他の趣味をいくらかリストラしたことは事実です。特にソチ前後からは「大ちゃんのことで手一杯です!」という感じだったのが、ほんとここ2,3月でしょうか。大ちゃん一点集中からいくぶん我に返って(笑)、ここ数年疎遠になっていた分野にまた興味が湧いてきたところでした。またレナート・ゼロのコンサート聴きにイタリア行きたいなあと思い始めたり。
話が逸れましたが、とにかく大輔愛はみじんも減ってはいませんが、同時に周りを見渡せる心の余裕が出来たところに、歌舞伎要素も加わった「氷艶」ですからね。私にとっては、タイミングがいいのでは!?

…と思いつつも、前のページに書いたとおり、歌舞伎 on iceなんてまったく初めての試みで、果たして吉と出るか凶と出るか?と半信半疑でした。
それがねえ、終わってからもこんなに夢中にさせられるなんてねえ。それを私の悪い頭なりに分析したいのですが、あまりにも盛りだくさんでどれから書いていいのやら。ふっと思い出したのですが、黒澤明監督が生前に、『七人の侍』のことを、ステーキの上になんでしたっけ、和食だったかとにかくメイン料理の上に別のメイン料理を盛って、映画館に来たお客さんにはい、って差し出すつもりで作ったという意味のことを語っていましたが、「氷艶」も和食と洋食を質量ともにたっぷりと盛り付けてくれた感じですね。
まずは染五郎さんの企画・プロデュース力があり、そのコンセプトを実現させた戸部さんの台本が実に素晴らしい。そして日本フィギュアスケートの「黄金時代」の選手たちがプロ・スケーターへと進んだ時期にちょうど当たっていたというのが大きかったと思います。なかでも、私の身びいきを抜きにしても、昨年、陸ダンスの舞台を経験した高橋大輔が氷の世界を超えてその身体表現の幅を広げつつある時期に当たったこと、これはもう運命的だと思います。
さらに、染五郎さんがテレビドラマの中でアイスホッケーを経験していたこと、市川笑也さんに至っては実際に学生時代にアイスホッケーの選手だったこと、つまり歌舞伎側に元々滑れる役者さんが二人もいたこと、これもほんとうに大きかった。

ショーの全貌が見えてくる前は、多くのファンが私同様に懐疑的だったのではないかと思いますが、チーム・ラボのプロジェクション・マッピング、和太鼓パフォーマンス集団のDrum Taoの生演奏、ダンス集団の東京ゲゲゲイの振付、スピスケのスケーター、アクション俳優の参加と、どんどん情報が追加されていき、なんだかすごい規模になってきたよ大変なイベントになるみたいだよ、と期待が膨らんでいきましたよね。
主に沢村宗之助さんのツイッターから、スケーターと役者さんたちが深夜から未明にかけてリンクに集結して練習を重ねている様子が伝わってきて、その意気込み、努力はすさまじいほどでした。しかも見るからに和気藹々としていて、今までまじわることのなかった世界の人たちがひとつの創作物を完成させるために全力で一致団結している様子には、胸打たれるほどでした。

製作は、松竹が受け持ったそうですが、さすが江戸時代の演劇である歌舞伎を現代においても商業演劇として成り立たせている会社だけのことはありますよねえ。江戸っ子オペラ評論家の故・永竹由幸先生が著書で「松竹のように芸とそろばん勘定の両立が出来る会社」と書いていたのも納得です。とにかく、これこそ「正しいお金のかけ方」だと思います。


…3ページ目もまた前置きみたいのになってしまいました。義経の阿国ダンス、弾正とんでも宙乗り、岩長ちゃんの「そなたの美しい顔が憎しみに歪むのが見たいのじゃ」、蛇髪ちゃんの「しゃー!」にはいつになったら、行き着けるのか!?しつこく次に続く!


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コメント(2件)

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夏さん おひさしぶりです。私は日曜日夜公演を見てきました!昨年から親の介護が始まり自分の時間がとりにくくなったものの、染五郎さんなら間違いない!と信じ勇んで行ってまいりました(笑
間違いはなかったんですが、まさかラスベガスのショー(←昔見に行ったことがあります)ばりの大仕掛け+歌舞伎+フィギュアとなっていることにびっくり!高橋大輔君のソロダンスにびっくり!歌舞伎表現もマスターしてしまう勢いにもびっくり!私はちょっと彼の才能をみくびってたかもしれません・・・昔の話になりますが高橋君のN杯デビュー時、演技にきらめくものがありますと刈谷アナウンサーがうきうきして解説されたことを思い出しながら帰宅した次第です(笑
YY
2017/06/06 23:24
YYさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
私も母の介護が始まっていますが、家の中なら一人でなんとかやってくれているので、私が出かけることが出来るのは有り難いことです。もし海外旅行などになると、いよいよヘルパーさん頼まなければならなくなるでしょうが…

ラスベガスのショーって、やっぱり大がかりで良い意味でケレン味たっぷりなんでしょうか。歌舞伎界も新しいファン層開拓狙っているのでしょうが、御曹司の立場に甘んじない染五郎さんかっこいいです。
ファンのみびいき入っているにせよ、現役時代から「踊れる」という点ではシングル選手の中では一番かな、と思っていましたが(もちろん私の知る範囲で)、ここまで陸の上でも活かせるようじになるとは、本人の才能もさることながらチャンスに恵まれているのは有り難いことです。本人いわくの「必要な時に必要な人が現れた」ですね!

これからもご自身の健康にもくれぐれもお気をつけ下さい。私は親の世話とは関係ないところで、腰痛になってしまい(「氷艶」の後でよかった)、無理は禁物だな!と実感しています。

2017/06/07 00:29

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