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zoom RSS 第62回アカデミー賞授賞式 100 years at movies!

<<   作成日時 : 2017/03/13 21:46   >>

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Chuck Workman Short Film - 62nd Annual Academy Awards


突然ですが、今から27年前、1990年のアカデミー賞授賞式で上映されたショート・フィルミ"100 years at movies"をご紹介したいと思います。
話せば長いことながら、この映画の名場面を集めたショート・フィルムになぜ私がこだわっているかというと…まず1990年頃は、日本ではアカデミー賞の授賞式はフジテレビで深夜に放送されていました。だから日本語のナレーションの入ったものをビデオに録画したのですが…お若い方はご存じないと思いますが、昔ビデオにベータという形式があって、我が家はしばらくその方式のデッキを使っていたのです。いつしか我が家もビデオ・デッキがVSHになり、ベータを見られなくなり、、大好きだった"100 years at movies"も見られなくなり幾星霜…ちなみにVHSはアナログTVの方に繋いだままなので、見ようと思えば今でも見られます(笑)

1990年と言えば、何があったかというと、『ニュー・シネマ・パラダイス』がアカデミー賞外国語映画賞を受賞した年です。これも見られなくなっちゃってますが、30代前半くらいだった若きジュゼッペ・トルナトーレ(髪の毛がまだありました)がオスカーを受け取りましたが、プロデューサーのフランコ・クリスタルディが一人でスピーチしてました。当時のトルナトーレはまだあんまり英語話せなかったのかな?
それはともかくとして、ご覧になった方はご存じの通り、『ニュー・シネマ・パラダイス』は全編映画愛に溢れ、特に過去の映画の中のキス・シーンばかり集めたラスト・シーンが映画ファンの涙を絞りました。映画史100年の名場面をつないだモンタージュである"100 years at movies"はおそらく『ニュー・シネマ・パラダイス』に触発されてチャック・ワークマンが製作したのではないかと想像しています。

そんな私にとって長いこと幻だった"100 years at movies"が有り難いことにYoutubeにアップされるようになり、久しぶりに見ることが出来ました!
カール・マルデンの"100 years at movies"のかけ声も懐かしく、「2001年宇宙の旅」に始まり、『アラビアのロレンス』のロレンス=ピーター・オトゥールがふっとマッチの火を吹き消すシーンまで、綺羅星のように映画史上の名場面が繋がれていきます。『ニュー・シネマ・パラダイス』と同じく映画ファンなら胸躍る素晴らしい映像だと思いますが、いかがでしょうか?

今見ると白人に偏っているなあと思いますが、それもそういう時代だったとうことで。今作られたら外れる作品はアレとアレ…とか考えてもしまいますが(笑)、トム・クルーズやトム・ハンクスはこの頃から活躍していたんだなあと感心したり。最後の方、6分7秒あたりで「ワーオ」と言ってるバカっぽい兄ちゃん二人のうち、右のマシュルーム・カットはキアヌ・リーヴスですよね?

見どころは多々あれど、私が特に好きなのは4分55秒頃、『愛と追憶の日々』の音楽になるところから。男女優の顔のアップが次々と繋げられていきますが、これを見る度に私はああ、人間の顔っていいな…としみじみ思います。西部劇を何本かテレビで見たことがあるだけで特に好きなスターというわけではないのですが、5分12秒のジョン・ウエインの表情、特に素晴らしいと思います。演技の技術的なこと云々の前に、こういう顔を持っているからこそスターなのでしょうね。
スター中のスタート言えば、5分30秒からのジェームス・ディーン〜マルチェロ・マストロヤンニ〜三船敏郎の三連コンボは、私は「世界のいい男シリーズ」と呼んでます!最高の男たちですよ!
その他にもオードリー・ヘップバーンの笑顔は世界一だなとあらためて思ったり、5分57秒で世界の女優の一人として登場する宮本信子の美しさに驚いたり、見どころは星の数ほどですが、もうひとつどうしても触れたいのは、5分35秒に登場する『道』のジュリエッタ・マシーナの途方に暮れたジェルソミーナ。この一瞬のジェルソミーナの悲しさ、愛らしさ、何度見ても胸が締め付けられる思いです。その後にクリント・イーストウッドのアップになるのも、何の関連もないけれどすごく好きです。

語っていると切りがありませんが、こういう映画愛に溢れたモンタージュはもっと色々見てみたいものです。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは!

私もこの62回アカデミー賞見ました!
「ドライビング・ミス・デイジー」が作品賞とって、黒澤明が名誉賞とった年ですね。
このショートフィルムもおぼろげに覚えてます。
素晴らしいですね。映画が好きで本当に良かった!って幸せな気持ちになります。

ベータには私も大泣きさせられました(笑)が、VHSデッキも壊れてしまい、引っ越しの時にVHSは全部廃棄してしまいました。
最近は、Youtubeがあるので助かります

それにしても、昔はアカデミー賞、地上波でやってたので、毎年見られましたよね。
すこし放映が遅くなっても良いので、字幕がついての放映で、本当に楽しかった。
WowWow、アカデミー賞の放映権、手放さないかな〜〜。(^_^;)
NHK・BSとかで見たいです!
ごみつ
2017/03/14 01:06
こんばんは〜

1990年って黒澤明の名誉賞の年でしたっけ!スピルバーグよりもルーカスよりも背が高くてかっこよかったですねー黒澤監督。モーガン・フリーマンも長いですねえそういえば。当時からもうおじいさんだなんて思っていましたが、笠智衆っぽいポジションでしょうか。
この頃はビリー・クリスタルやスティーヴ・マーチンが司会で比較的日本人にもついていけるジョーク織り込んでくれていたような…昔はよかったになっちゃった。

ベータはね…社会に出て最初のボーナスで買ってその2週間後に「ベータ危機」のニュースが出たという悲しい記憶が…。ブルーレイもそのうち4Kに買い換えなければいけなかったらどうしよう…

私は適度にカット編集してコンパクトになっていた地上波のアカデミー賞の方が良かった気がするのですが、wowow見られない僻みなんでしょうが

2017/03/14 23:30

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