|
私としては、前の日記から少し間隔があきました。さすがに新しい仕事で疲れたのと、開会式の感想文で北京オリンピック自体にはほとんど興味がないと宣言したくせに、いざ競技が始まったら、帰宅するとテレビの前に坐ってしまうので…前言撤回になってしまいました。 予想していたより、開催国びいきの審判が少ないようなので(?もちろん、全部の競技チェックしているわけでありませんが)、見られるのかもしれません。まあ、人口13億人でしたっけ。それで国家的規模で育成すれば、それだけで自然と有利になりますからね。 見ていてつくづく思うのは、「強い者は美しい」ということ。私はよく美術や音楽に感動すると「真善美」という言葉を思い出すのですが、そこに「強さ」も加えたくなります。 でも、なかには美しくない勝者もいることも確かです。勝つためには手段を選ばないやり方で勝った人を見るとそう思う。たとえば、柔道着の帯を試合中何度も何度も締め直して(それもわざと緩くしめていたとか)、やたらインターバルを取って、それなのに審判は何も注意せず、逆に何の落ち度もないように見える対戦者=塚田真希選手に「指導」を与える…というような試合を見ると、そう思うのです。 でも、あの時の塚田選手は、自分の方がポイントが上回っていたのに、守りにまわらず責め続けていました。結果、終了寸前に逆転の一本負けをくらってしまいましたが、でもなんとその姿が清々しかったことか。「美しい敗者がいる」というのも、また真理ですね。 今回は、北嶋康介選手の強さに感嘆させられました。ディフェンディング・チャンピオンとしてこの4年間、どんなに凄いプレッシャーが彼にかかっていたことか、我々の想像を絶するものだったと思います。しかも、大会直前になって、水着の問題をマスコミが煽り立てた中…。あらためて「泳ぐのは僕だ」というTシャツを来た北嶋選手は漢!です。4年前には「チョー気持ちいい」なんて言ってた兄ちゃんだった(それも、彼らしくていいけどね)北嶋選手が、今回は受け答えも大人びてしっかりとしていて、肉体だけでなく精神もより強くなったのですね。先ほどもテレビ局のゲストに来ている姿を見たら、目の光が他の人と違います。日本にこんな正々堂々と強い人がいるのは、なんともうれしいことです。 もう一人、私が注目した金メダリストは、柔道男子100kg超級の石井選手。白状すると、私は代表選考で「なんでこんなビッグマウスのくせに妙にメソメソ泣いたりするガキ(石井選手、ごめん)を出す!?棟田を出せー」と思っていたのですが、見事結果を出してみせたのだから、謝るしかありません(笑)よくも悪くも日本の大会系そのもので、だけど自分を奮い立たせる為だかなんだかビッグマウスで面白いキャラです。 考えてみたら、石井選手以外の日本の金メダリストは、全員アテネに続いての「連覇」なんですねえ。北嶋選手をはじめとして、すごく頼もしい反面、若い選手は育っているのか?とちらっと心配したり。私の取りこし苦労であってほしいです。 見事連覇を果たしたり、塚田選手や谷選手のように連覇は逃しても銀・銅メダル獲得ならよいけれど、直前棄権をしてしまったマラソンの野口みずき選手のように、まるで周囲に追い詰められたような状況になってしまったのは、痛ましいことです。聞くところによると、オーバーワークによる怪我だそうですが…。なぜ、コーチを始め周囲はそのあたりのコントロールが出来なかったのでしょう。私には、彼女への「連覇」への期待が巨大すぎて起こってしまった事態の様に思えるのです。その昔の円谷選手の悲劇もこういうことだったのでは…。自殺という、それこそ取り返しのつかない結果になった円谷選手に、野口選手を重ね合わせるのは不謹慎かもしれませんが…。 だいたい、オリンピックで一回金メダルを取るだけで充分すぎるほど偉大なのに、過度な連覇の期待を押し付けるのは、如何なものかと思います。 女子レスリングの日本の代表4人の強くて美しい戦いっぷり等、感想述べたいことは他にもありますが、今日はこのくらいで… 自分にとっての「この一週間」について、軽く触れておきます。5日間、新しい職場に通い、また親や信頼できる方に相談して、結論を出しました。明日の日記で書くことになると思います。 |
| << 前記事(2008/08/11) | ブログのトップへ | 後記事(2008/08/18) >> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/08/11) | ブログのトップへ | 後記事(2008/08/18) >> |