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help リーダーに追加 RSS 3月21日(月) お彼岸

<<   作成日時 : 2005/03/21 22:35   >>

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母が風邪気味、弟は用事があるということで、私一人でお墓参りに行ってきました。
8月の父の命日には、炎天下で墓掃除したら母が暑さ負けで病院に駆け込む騒ぎになってしまったので、9月のお彼岸は「もっと涼しくなってからにしよう」ということだったのですが、空手形発行してしまいました…。
したがって、今日は7ヶ月ぶりに我が家のお墓に赴いたわけです。
池袋駅から、墓地に向かう間、お日様をぽかぽかと浴びて、いい気分でお墓に着いたら…あらら、枯葉が。思いっきり、墓石の周囲に積ってました。これをなんとか掃き出すのに一苦労で。
そして水を桶に4杯も汲んで、持参したスポンジで墓石洗い。なんやかやで3,40分奮闘しましたが、暑くて汗びっしょりに。履いていったショート・ブーツは水と泥で悲惨なことに…。
しかし、一人で墓参りというのはさびしいという以前に、手が足りないものだと痛感しました。花屋さんからうちの墓に行くのにも、ひとりでいっぺんに線香と花と桶・柄杓を運ばなければいけないのですから。
掃除している間も、バッグを置くところがなくて、これがけっこう困ります。それは見越して、ボロいショルダーバッグにして、お墓の囲いの上に置いて作業しました。でも、水を汲みに行くときに置きっぱなしにするわけもいかずに、いちいち持って行かなければいけなかったのが、めんどくさかった。
とにかく、まあまあきれいにして−地面に敷いていた玉砂利もだいぶ掃き出してしまいましたが−、「長いこと来なくてすみませんでした」と手を合わせて、おしまい。

ちょっと自慢すると、この雑司が谷墓地には、夏目漱石、泉鏡花、永井荷風、島村抱月、竹久夢二、森田草平、小泉八雲といった錚々たる文士・芸術家が眠ってます。その他、ジョン万次郎とか大川橋蔵とか。私は高校生のとき、「文学散歩クラブ」なる文化の香り高い部に所属していて、「文豪お墓ツアー」で、ひととおり巡っています。そのうち、もう一度巡ってみましょうか。
そういえば、イタリア文学者の須賀敦子さんは、日本文学者のイタリア人の友人を、雑司が谷墓地の文豪の墓を見せるために案内していたら、偶然、須賀さんの母校のシスターたちの墓所(雑司が谷墓地は、どの宗教も可)を見つけ、そこに懐かしい名前をいくつも見出したということをエッセイに書かれておられました。
実は、柵に囲まれたその一角は、うちのお墓の近くにあります。例のお花屋さんのすぐ横。墓石からは、二十世紀初頭から始まって、様々な国に生まれたシスターが、十字架の下に眠っていることが読み取れ、なんとなくしんみりとしてしまいます。

「旧・日記帳」時代に up したことのある漱石の墓石の写真を、こちらにも転載いたします。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
シスターのお墓の話で思い出したのですが、実は私の遠い親戚が、横浜外人墓地に眠っているのですよ。
玄祖母のいとこ(8親等!)というはるか遠い親戚なのですが、明治時代に横浜のカトリックの修道院に入信してシスターになり、死後、その修道院のしきたりに従って外人墓地に葬られたのだそうです。
Tiberius Felix
2005/03/23 00:58
Tiberiusさんのご先祖の修道女の方が、外人墓地に入られたということは、俗界を離れるすなわち故郷を捨てるということになるのですね…。
私の母のお友だちは入信したものの、いつのまにか還俗して結婚していたそうです<「サウンド・オブ・ミュージック」?
一度、イタリアでローマ行きの列車に乗ったら、コンパートメント内は、母と私を中央に、両側を違う宗派の修道女さん(2×2)が座ったということが、ありましたよ。

なつ
2005/03/23 21:39

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3月21日(月) お彼岸 Il quaderno d'Estate/BIGLOBEウェブリブログ