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help リーダーに追加 RSS 11月8日(月) ピエトロ・ジェルミ「刑事」

<<   作成日時 : 2004/11/09 00:10   >>

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片づけが終わらずNHK BSで午後8時から放送される『刑事』('59 ピエトロ・ジェルミ監督)を生で見られないのではないかと思っていましたが、ありがたいことに Amore, amore, amore, amore mio♪と冒頭から、見ることが出来ました。
事件の起こるアパートの前の広場の噴水(冒頭のタイトルから映ってます)の写真をup〜 これは、ローマをぶらぶら歩いていて偶然出遭いました。「こ、これは、あの噴水では!?」と思い、写真に撮りましたが、本日目出度く間違いないことを確認。この広場は Piazza Farneseです。

監督兼ピエトロ・ジェルミのナルまで入った男っぷりは、今更言うまでもないのですが、帽子とサングラスがカッコよすぎる!肩幅があんなにあるのに、ウエスト激細!
薄幸の美人妻エレオノラ・ロッシ・ドラゴ…
レオポルデ・トリエステと並ぶイタリア映画界の裏番長(勝手に私が決めた)フランコ・ファブリツィのいつもながらのインチキ色男ぶり。もう、この方も亡くなってるのかなあ。先日、Yahoo! Italyでググって、トリエステ老(『ニュー・シネマ・パラダイス』の津川雅彦似の神父様ね)が昨年亡くなっていたことを知り、ショックを受けたばかりなんですが…。日本で一番知られているファブリツィが演じた役は、『ベニスに死す』のアッシェンバッハに化粧を施す美容師でしょうか。
美人妻の夫役の三国連太郎似のクラウディオ・ゴーラは、ディーノ・リージの『追い越し野郎』や『ローマの恋』にも出ていますが、いつも社会的地位があって若い愛人や妻がいるおやじ役ですね。

ああ、また脇役列伝っぽくなってしまいました。でも、ジェルミの映画って、どんなに小さな役の人にも、必ず「何か」がある。
そして、どんなに暗い雰囲気でも、必ず乾いた笑いというか、オチがあるのが好きです。この映画に出てくる入れ歯ネタは『誘惑されて棄てられて』でも繰り返されますね(『誘惑』では、トリエステ氏が)
競歩、流しの"Arrivederci a Roma"、海辺のコテージのオチ、とにかく、このおかしさ、見てください!
もちろん、本質的には悲劇です。今回見て、犯人逮捕のシーンがこんなに哀しい映画、他にないと思いました。Amore, amore, amore, amore mio...

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死ぬほど愛して Un Maledetto Imbroglio
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今回の訳が一番原語に近いようですね。和田誠氏言うところの名ゼリフの字幕にはもうお目にかかれないようですが、最近の字幕のいいかげんさには憤りを禁じ得なかったので、ほっとしているといったところです。何回見ても飽きない作品です。脚本が本当によくできていると思います。デティールの描き方がうまいですよね。ブルース・ウィリス似のオレステ、結構好きです。コロンボを徹底的にハードにアレンジした感じの刑事像ということで、自分の中では無理やりイタリアつながりにしています。正直言ってこの作品を超える伊映画は私にとってないかも。モレッティやスコラの作品とは一緒にできないですから。
ぐれた
2004/11/17 21:23
ぐれたさん、コメントありがとうございます。
字幕まで厳しくチェックされていらっしゃるんですね。
おそらく、ぐれたさんは、ご存知のことではないかと思いますが、イタリア映画で劇場公開されるものでも、英語台本から字幕を作っているケースもあると最近知って驚きました。
オレステ、誰かに似ていると思っていましたが、そうかブルース・ウイリス (^^;
確かにジェルミ刑事、かなりねちっこく、旦那とインチキ医者に食い下がっていました。
ジェルミの映画は娯楽のさじ加減が、絶妙ですね。
未見の"Gioventu' perduta"を見てみたいと思っています。
なつ
2004/11/18 01:55

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11月8日(月) ピエトロ・ジェルミ「刑事」 Il quaderno d'Estate/BIGLOBEウェブリブログ